2024年2月23日金曜日

自力で移植してまで、ベーマガの他機種用で遊びたいと思った青春。

 



ベーマガ1987年6月号・X1用「青銅の蝸牛《かたつむり》」(小川真太郎さん作)のキャラクタをMSX2で表示させてみる。
学生時代、面白そうだなぁとMSX1に個人で移植して遊んだ(ベーマガには投稿していない)のだが、X1のグラフィックを完全再現できずに作り直したので、今度はキチンと表示させてみたいとMSX2で。PCG(表示する文字の形を変える機能)ではMSX1同様に横8ドットに2色という制限があるので、ビットマップで。ただしVDPが遅いということで、そこは速度が必要ならマシン語を使うことで補おうかなと。
X1のプログラムではPCGを左右反転させて定義しているので、どうやってんだ? とリストを見てみると、MIRROR$とかいう見慣れない命令が。あと、LINE文でPRINTできたりと、面白いところがありますね。MSXではそんな芸当できませんので、FOR~NEXTを使うか、VPOKEを使うとかになります。でも今回はビットマップなので、COPY命令になります。
MSX2では、一度キャラクタを定義(表示)したら、その画面をディスクに保存(BSAVE命令)すれば、次からはサクッと定義できますね。いちいち、こんな時間のかかることをする必要はありません。MSX1なら、PCG定義はマシン語で一瞬です。ベーシックでやるのがアホらしいぐらいに一瞬です。
ベーマガのプログラムは、どうしても他機種のもので遊びたい! と思えば、移植を考えました。当時は、ゲームに対してそんな情熱があったのですな。

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