2024年2月28日水曜日

Z's word JG 3.1、今更使い道が無いけれど。


 当時、PC-9801でDTPができたんだよー…ということを懐かしむぐらいでしょうか、Z's word JG ver.3.1。

一時期、ガロという漫画雑誌の記事はコレで組まれていました。エプソンのプリンタのデバイスフォントや、別売りのJTC明朝・ゴシックフォントなんかがよく使われていました。個人で本の版下《はんした》となる印刷物を作ることができるようになりだしたという時代でありました。なので、48ドットのプリンタで雑誌が作られていたということでしょうな。

 Z's word JG ver.3.1に搭載のアウトラインフォント5書体のうち、明朝・教科書体・毛筆体は、Win用の漢字職人という外字作成ソフトにも収録されていましたので、JGっぽい雰囲気を味わうことはできました。ゴシックや丸ゴシックはJGのものとは違いますが、当時自分が使っていたカシオのワープロで打てたものですな。あらまぁ懐かしい。

これで作った文書を今のプリンタで印刷できるのならともかく、そうでないならもうこのソフトの使い道はありません。でも、今の時代、DTPソフトって無いのですよ。本当は、もっともっとたくさんのDTPソフトが出てきて、競争してくれればユーザーのためになるのでしょうが、ペーパーレスとか言われだして、紙に印刷するような時代ではなくなってきています。これはこれでちょっと寂しさを覚えますし、紙が完全に無くなることは無いでしょうから、印刷が必要な時もあるのです。そんな時、軽くて使いやすいDTPソフトが欲しいなぁ…と思ったりするのです。パソ編は、正直人には勧めにくいです。

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