2018年7月1日日曜日

お金を出せば、良い物を買えるのだろうけどさ。


古いPetit1に、インクジェット用の古い詰め替えインク。ですが、すっかりインク色は黒になり、普通に使えています。プリンタ用のインクということもあり、粒子が細かいからか、今までに比べて描線が太くなりました。インクフローが良くなり過ぎているということでしょうか。実は、ここまでは想定内でありました。多分こうなるだろうなぁと予め考えていました。

ただ、変な化学反応を起こして、ペン内部でインクが固まってダマになってしまい、詰まって使用不可能になるかも…とも考えていました。でも、今のところ、それはないです。新しく入れている黒インクは染料ですので、顔料に比べて扱いやすいとは思います。

自分は物を大事にせずにすぐに壊してしまうので、安物の万年筆を使いつぶして買い換えていくスタイルで十分です。自分が持っている文具で、高級なものと言えば色鉛筆ぐらいです。文具と言うより画材かもしれませんが、学童用に比べて使い心地や発色、保存性が段違いです。高級と言っても、万年筆や万年筆インクのようなアホみたいな値段ではありません。

万年筆や万年筆インクは、上を見たらきりがないぐらいに沼が広がっています。万年筆は、基本的には「たくさん筆記する人が使う文具」と思っています。そうでなければ、ゲルインクボールペンとかで満足しておくのがいいと。万年筆沼は、底が見えません。ハマるといくらお金があっても足らないでしょう。

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万年筆のインク、コピックのインク(、プリンタの詰め替えインク)。こういったものを触るときは手袋をしなければいけませんな。いつも手を汚します。

面白いことに、この詰め替えインクが手にべったりついた時に手を洗って落とそうとすると、色が赤色に分離しました。真っ黒ってわけではないんですよね。これはコピックのインクにも言えるのですが。コピックのブラックは青寄りに、スペシャルブラックは赤寄りに作っている…みたいなことを書いているのを見たことがあったような気がします。ニュートラルな真っ黒ではないのです。ウチにあるのはスペシャルブラックなので、「暖かく感じる黒」ということなのでしょう。

ボールペンの黒インクなんかでも、黄色と紫の混色で作っているとかいう情報を見たことがあったような。色々と研究した上での理由があるんでしょうな。

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