2018年8月12日日曜日

0812;ワープロ専用機と「号数」。

大昔HPに書いたものの、消してしまったネタをふと思い出したので。

今、ワープロ専用機を使っている人ってどれぐらいいるのでしょうね。しかも、ウチの東芝Rupoは24ドットだい(^^; ウチでは書院やOASYSなんて言葉も現役です。入力も親指シフト(ニコラ)です。





さて、ウチにある大昔の24ドットの東芝Rupoでは、このような大きさの文字が打てます。「号数」という活字の大きさの単位はもう聞くことはないでしょうが、写研のQ数ゲージにもちゃんとありました。


なので、当時のワープロの開発者は「5号活字だけでなく、4号活字や3号活字の大きさも欲しい」と思ったのでしょうね。当時、同じ時期に他のメーカーのワープロでは見ない機能だっただけに、東芝はすごかったんだなぁと思っています。

4号活字や3号活字にも、それなりにスムージング処理がされています。決して「ただ単に拡大しただけ」ではないのです。

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ついでに書いておきますが、東芝はごらんのような印字でした。明朝体と説明書には書かれていますが、どう見てもこの文字にはポップな印象があります。なので、東芝としてはワープロは「面白い機械」という感覚だったのでしょう。それに比べて、富士通は一貫してモトヤの文字でした。だから、富士通としてはワープロは「ビジネスに特化した機械」という位置づけだったのでしょう。16ドットの頃からアウトラインに至るまでモトヤだったので、富士通の機械ならば買い換えても同じ雰囲気の文書を作ることができました。富士通は富士通で、ものすごいこだわりがありました。

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