2018年11月25日日曜日

1125;毎回書くが、漢字って使いづらい文字だ。

画材;筆ペン(ぺんてる筆中字 黒・朱)

私は、ことあるごとに言っていますよね。当て字や読みにくい漢字・書きにくい漢字などは無駄で害悪な知識と。こんなの、強制されても困ると。なので、できるだけ常用漢字内を目安に、分かりやすい漢字を使って文章を書きますよと。

例えば「木乃伊」と書いてミイラとか、こんなのは中国語由来なので、当て字もいいところです。あと、日本では人名・地名などの固有名詞が初見で読めません。調べるか聞くかしないといけません。阪神電車の「青木」駅や阪急の「小林」駅、京都のJR「石原」駅など、初見で読めたらすごいです。「柏原」駅なんてJRの兵庫にも大阪にも滋賀にもあって、兵庫は「かいばら」、大阪は「かしわら」、そして滋賀は「かしわばら」です。いい加減にしろと。同名駅の存在を嫌う国鉄・JRですらこうです。なので、Jスルーカードがあった時は柏原の印字が半角カタカナでカシワラでした。

これが、中国だと1つの漢字に基本的には読みが1つなんですよね。普通はそれが当たり前だと思うのですが、日本語の漢字には音読みと訓読みがあり、さらに熟語になると湯桶読みと重箱読みもあるという。

とにかく「見たまんま読めない文字」というのは難儀です。文字として失格だと思っています。なので、パッと見て読めない文字の使い方は極力避けましょう…ということで、この欠点を補うしかないでしょうな。

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自分は高校時代に漢検の1級を取りましたが、この当時の漢検は最高位が5段でしたっけ。で、1級のレベルが確か高校程度でした。ですので、自分のレベルに合った級ということになります。

しかし、その後すぐに漢検の制度が大きく変わって、最高位が1級ということになったんですな。なので、2級が高校程度と。私でも、2級の問題なら「あぁ、なんだ普通じゃん」となります。しかし、準1級からは問題が異次元になってきます。「こんな漢字、普段使わねーよ」と。そうなると、もう「どうでもいい無駄知識」、いわゆるトリビアになってくるんですよね。そんな字を読める書ける、だから何やねん…と。

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