2017年1月10日火曜日

ぶら下がり禁則。

常日頃、ベタ組の美しさを熱く語る私ですが、それには「禁則」も大事になってきます。

自分としては、原稿用紙に書くように印字してもらうと、綺麗なベタ組が維持できるわけですね。あんまり、勝手に字間を空けたり詰めたりしないでほしいのです。しかし、今の組版はそのあたりソフトが好き勝手にやっちゃいますよね。その方が綺麗だとソフトメーカーは判断しているのでしょうが、私としてキッチリ・カッチリ組んでほしいと。


 そうすると、禁則はぶら下がりを選ぶことになります。一部の文字は、版面からはみ出してもいいですよ…という処理方法です。昔のワープロ専用機や、現在の新聞組版なんかもこの方式が主流だと思います。新聞も、基本的にはカッチリと組まれていると思います。括弧類が連なっても、詰めたりしませんよね。

その観点から考えると、書院は合格。OASYSは、えらい男前な仕様だよなぁ…であります。エディやインデザはできて当たり前。で、問題は一太郎なんですよね。どう設定しても、括弧類をぶら下げてくれません。

こういうところまでこだわりだすと、仮に自分が本を書く用事ができた時は、自分で組版しますわーとなるでしょうな。人任せにしちゃうと、どんなものができるか分かったものじゃないというのが今のDTPの現状ではないかと思います。組みが甘い本が溢れている昨今、年々組版のレベルが低下しているように感じます。悪いのは、ソフトの選択肢のなさのせいかもしれませんが。諸悪の根源は、クォークとワードでしょう。クォークは絶滅寸前ですが、ワードは今でも幅を利かしております。「ベタで組んでいるつもりがベタになっていない」本のあまりに多いことに閉口します。

2017年1月1日日曜日

コボグローでファクトリーリセット→ダウングレードすると




デフォルトのフォントはモリサワ(リュウミン)に戻りますが、筑紫も選択できるようになるのですな(・・; まぁ、今のコボのフォントは筑紫ですからねぇ(’’;

表示を筑紫にはあまりしないと思います。DS文学全集っぽくはなりますが、個人的には筑紫はなぁ(~~; という感じですので。