2017年4月21日金曜日

レシートだって、スムージング。


三省堂書店・池袋本店のレシートは、ウチと同じくエプソン(フォントが同じなので、メーカーが特定できます。いわゆるエプソンゴシックです)ですが、4倍角(縦横倍角)の文字にスムージングがかかっていません。

後の機種からは、スムージングをかけるようになった…ということでしょうか。というか、スムージングのかかっている拡大文字のレシートって、自分はあまり見ません。そのうち、増えてくるのかな? 前回書いたように、処理自体は簡単ですから。ただ、TM-T90Ⅱの処理は、文字の滑らかさを追求するために、単純では無く、もうちょっと凝ったことをしていると思います。

かくいう自分も「スムージングで、どこまで線を綺麗に出来るか」を考えたことがありました。曲線の曲がり具合をもっと細かく調べて、中間的な補完を…ですが、「んなこと考えるよりもアウトラインで作った方が早いし楽だし、データ量も少ないわ」ってなっちゃうんですよね。あるいはストロークフォントを作り、それに自動的に肉付け…という方法を取るとか。

2017年4月16日日曜日

ワープロ専用機のスムージング処理に萌える。

昔ブログに書いていましたが、消しちゃいましたので、改めて。もう、完全にロストテクノロジーであります。今現在、このような処理を見ることはありません。ワープロ専用機では、大昔からあった処理です。ビットマップフォントを強引に拡大する処理ですね。処理自体は、ご覧のように簡単です。






今、これの用事が必要な時って、JIS24ドットの外字を作るときでしょうか(’’; あるいは、イラストをドット絵で描いて、スムージングしてみるのも面白いかも知れません。

その後、スムージング処理も独自に発達はしましたが、アウトラインフォントの登場により、その役目を完全に終えました。でも、アウトラインフォントのワープロでも、外字を作るとやっぱりスムージングだったんですよね。

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これは昔の東芝ルポのスムージングで、12.8ポイント(文字2を指定、32ドット・4号活字)や16ポイント(文字3を指定、40ドット・3号活字)なども独自処理でスムージングしていましたが、昔の富士通OASYSの24ドットでは、徹底的に文字全体の角を削って、丸っこくなっています。あと、縦横倍角時はスムージングしていません(ルポは縦横倍角でもスムージングです)。