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下部分に、内部から貫通したビスの穴が3つ。 あと、上部分に見えているビスは隠しました。 ええねん、ちゃんと使えるから十分満足
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去年の11月に壊してしまった、バックライトの北米GBASPを何とかしたく、Y字ドライバーを調達。さーて、不器用で修理経験なんてまるで無い私が何とか修理に挑戦してみましょうかー! という企画であります。
14年8カ月も使ってきた機械ですので、最悪、壊してしまったら捨ててもいいという覚悟で。GBAのゲームは旧DSもしくはDS Liteでやりますし、GBやGBCのゲームも、明るい画面でプレイしたければ、ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーという手もあります。
GBASP、フロントライトとバックライトでは全然違うんですよ。バックライトの方がクッキリはっきり綺麗で、画面で見る状況が非常に分かりやすくなるのです。そんな画面で、GBやGBCで遊びたいわけです。
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修理の方針としては、フロントライトSPのガワに、バックライトSPの中身一式を乗せ換えると。つまり、バックライトSPの中身は全て無事で、ガワのみが壊れている状態です。
ということで、分解。Y字ドライバーはちゃんと使えました。で、先にバックライトSPを分解し、その次にフロントライトSPを分解。で、中身を乗せ換えて…ですが、上部分と下部分を接続している左右のヒンジを外すのに一苦労。ここが最大の難関。やり方が分かれば、あぁそういうことね…なのでしょうが、画面を開けたり閉じたりでうまくヒンジを引っこ抜かなければいけません。真ん中のカバー部分を取り外せば、左のヒンジにも至近からアクセスできますが、そのためには上画面を閉じないといけません。そのあたり、いろいろと注意。
そうして、乗せ換えて仮止めし、電池を入れて起動。をを、ちゃんと明るい画面で動いたよ!(@@; ワシ、ぶっちゃけ壊すかと思っていました。動いてるやん。
ですが、色々と本体に勲章が付きました。ネジ隠しやヒンジ隠し部分がボロボロですし、ビスの長さを間違えて装着したのでしょうな、下部分に3つの穴が。もう仕方がないので、これで指を怪我しないようにサンダーをかける。
この貫通した3つのビスは、現在は正しいビスを付けているはず。一旦Yのビスをはめて「いや違う、ここは十字だった」とあとで思って付け替えましたので。
ネジ隠しがボロボロなだけだったら90点でしたでしょうが、下部分の穴はさすがに不細工なので70点かな。次から分解する時は、ビスを外した時に「それがどこのビスなのかを逐一書いて、管理する」。それがいいでしょうね。あと、先端が曲がったピンセットがあれば便利かも。液晶を本体に取り付けるのにも苦労しましたから。
フロントライトのパーツは、ボタンがヘタって変えたくなったりなどの修理用に一応置いておきます。他にも旧GBAもありますが、もう使わないでしょうな。これにIPS液晶を乗せている人もいますが、そこまでお金をかけてどうこうするような機械でもないと思っています。SPも、ウチの北米バックライトSPよりも、IPS液晶の方がさらにクッキリで残像もないとのことですが、ウチはこれで十分。これでやることはGBとGBCですし。
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GBA SPを分解した感想としては、フラットケーブルに関しては簡単です。ケーブルの下にネジが1個あることさえ分かれば、それを外せば簡単に取り外せますし、取り付けも簡単です。
とにかく、無理に引っ張ったりしないこと。機械の修理は、絶対に無理な力を加えないことが鉄則でしょうね。基本的に、無茶をしなくても分解・組み立てが行える作りをしているはずだから。
最大の難関は、左右にある「ヒンジ」なんです。これを外したり付けたりする時に、SPを開いたり閉じたりしないといけないと。これが分からないと、壊してしまうと。私も壊しましたが、もう1個のSPのヒンジがあるので助かったみたいな。
あとは、外したビスをちゃんと管理しましょうと。どれがどこのビス、と分かるように。もう、書いて管理しろ、絶対に分からなくなるから…と自分に言い聞かせましょう。
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GBCも壊れているので、ニコイチでこの際修理に挑戦してみましょう。こっちの分解は、SPよりも簡単とのことですが。失敗したら、捨てても構いません。
…と思ったけど、GBCの修理には半田がいりそうか(~~; 半田作業は無理。ヤメ、あきらめよう。このバックライトSPでGBCやろう。