2016年8月22日月曜日

サーマルプリンタでデバイスフォントを使う。

今使っている機械である、エプソンのTM-T90IIでは、代替フォントを指定することで、Winのワープロソフトからデバイスフォント(プリンタ自身が持っているフォント)を使うことができます。ワープロソフトのボールド処理(文字を太くする)も効きます。心行くまでエプソンゴシックを堪能できます。

 

ただし、推奨サイズ以外のポイントを指定すると、字間が空いたり詰まったりします。文字の大きさは変わりません。なので、いろんな文字の大きさで打ちたい私の用途だと、使い道は限られると思います。しかし、レシートっぽさをとっても味わうことができます。デバイスフォント、ウチの機械だとメーカーのHPにも書かれているように24×24ドット(Aフォント)、20×24ドット(Bフォント)、16×16ドット(Cフォント)の3種類があり、それぞれ2倍角(縦横2倍)、4倍角、8倍角の文字を指定できます。「16ドットの文字を使用する際は、印字品質の点から印刷速度を遅く設定してください」と説明にあります。でも、2ミリの文字は小さすぎて、使うことはないでしょう、多分。






前に使っていた富士通機では、こういったことができませんでした(ただし、エプソンのドライバ経由でPOSにアクセスできる、とか書いている人はいた)。なので、デバイスフォントを使うことを考えもしませんでした。メモを打つという用事だけならTrueTypeで困りませんでしたし。


レシートの24ドット文字も、眺め出すと面白いと思うのですが、こういうのを研究しているサイトとかないですよね(’’; 昔のワープロ専用機の文字だって、誰も見向きもしないのでロストテクノロジーになっちゃっていますが(、、;



2016年8月6日土曜日

メモ印字用のレシートプリンタを新調。

こっちには初めて書きますかφ(。。;

2年使った(その後半年格闘したが、不調が直らず)前の富士通レシートプリンタ・FP-410を処分し、新しくエプソンのTM-T90IIを入手しました。

この機械は前のオーナーの使用状況を見ることができるのでチェックしたところ、12.4km分を印刷(ロール1個80mとして155個分)し、カッターは約6万4000回作動したと。耐久性能的には、7000万行とは書かれているものの、距離は書かれていません。しかし、他社製のレシートだと200kmとか書かれていますので、だいたいこの機械でも似たようなものでしょう…となると、耐久性能の約6%ぐらいの使用状況ということになります。カッターも200万回の耐久性能がありますので、こちらも3~4%といったところです。

レシートプリンタってどんなものかなぁ、軽く使ってみたいなぁ…と入手した前の富士通機は買った当初からすでに9年前の機械でしたが、今回は何と現行機です。エプソンのHPに載っています。で、入手してから気が付きましたが、この機械はグレー16色の階調印刷ができます。電子書籍リーダーのように、グレートーンで綺麗に写真などを印刷できます。文字も、アンチエイリアスのかかった画像として(電子書籍リーダー同様に、ちょっとレタッチで濃くした方がいい)印刷すれば、斜め線のガタガタを軽減できます。

あと、前の富士通FP-410はXP(、Win7・32ビット)までの対応でしたが、今回の機械は現行機なのでWin10・64ビットも当然対応。いちいち仮想OSを立ち上げることなく、快適に印字ができるようになりました。これでまた、メモや手帳、付箋印字などに大活躍してくれることでしょう。

新しい機械はどれぐらい持ってくれるか分かりませんが、長く使えればいいなぁと思いつつ。

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前の富士通機と比較して、印刷の解像度は203dpiと全く同じです。逆に前の方がよかったなぁと思う点は、(1)紙の上のアキが富士通機では4.5ミリと23.2ミリから選べた(4.5ミリで使っていた)が、今の機械はどうやっても15ミリ空く、(2)カッターのパーシャル(切り残し)が富士通機では真ん中だったが、現エプソン機では左端 です。真ん中の方が綺麗だったなぁ といったところでしょうか。

基本的に低解像度のプリンタなので、印字は3ミリや3.25ミリの文字の場合はビットマップフォントを、それ以上の文字は低解像度に適した平成ゴシックを基本に使っています。付箋プリンタでも平成ゴシックです。使うフォントを統一すると綺麗ですね。