昔、 オールアバウトナムコ2の後ろに載っている、グッズ販売店一覧のこのページは大倉の電算写植機ではないか? と書いたような覚えがありますが、これは z's word JG(以下、ジーズワードJGと書く)バージョン2の文字だな、比べてみたら(。。; 要するに、大日本印刷の秀英明朝・ゴシックであろう文字ですが、奥村印刷を使っている電波新聞社がこのページだけ大日本に頼むわけはないでしょうから、JGでしょうね。
多分ねぇ、大昔のマイコンベーシックマガジン(ベーマガ)の後ろに載っている、チャレンジ・ハイスコアのページや、パソコン・中古ゲーム基板の販売価格のページも恐らくジーズワードJGでしょう。文字を比べると、一致しますから。
X68000の z's staff pro 68k バージョン2にもこの文字のアウトラインフォントが付属されていたのですが、X6では第1水準までしかありません。しかし、PC-9801のジーズワードJGではこれの第2水準まであったものと推測されます。多分、それじゃないかなと。
相当使いやすかったDTPソフトで、PC98には面白いソフトがあったんだなぁと。ガッタガタの直線アウトラインのフォントですが、ベーマガでは小さい文字のリストなどで使われていることが多く、誰も気にしなかったことでしょう。フォントの書体数が少なかったので、そのあたりは写植に負けますが、本文をワープロ専用機やPCなどで印字して、見出しを写植で…という本や冊子は当時数多くありました。
印刷所に文字打ちを任せるよりも、自分たちで作った方が校正などの手間が少なくなりますからね。アウトラインフォントになったことにより、商業印刷にも耐えられる文字品質になったわけであります。使わない手はありませんよね。「プリンタの解像度が荒い」というのであれば、印刷テクニックの必殺技である「大きく打って縮小する」という方法もあります。何はともあれ、自分たちでちゃんとした印刷物を作れるようになった…というのは、大きな進歩でした。
いずれは、PCで完全版下を作れる時代が来るようになるのかなぁ…と夢想していた時代だったかも知れません。
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ジーズワードJGのバージョン3には、このバージョン2の明朝・ゴシックは付いてこないのですよね。なんか、へなへなとした文字になっちゃって、使いたいのはこれやないねんみたいな。
でも、この本は1987年なんですよね。この時代にジーズワードJGあったっけ?(~~? とすれば、何で作っているの、これ?
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