2021年9月8日水曜日

0908; 書院明朝を、字間を空けて使う。

 


書院明朝(この印字の文字)をベタ(字間0)で打つと、やっぱり窮屈に感じます。雑誌の組版などでは、文字を大きく見せるためにやたらと詰め打ちするのですが(写植をやっていた頃では、石井書体だけでなく、ナールやゴナですら詰めていましたから)、書院明朝をベタで打つと、ちょうどそんな詰め打ち感がするのです。

なので、普段読む文章としてゆったりと組みたい時は、字間を開けるのがいいでしょうな。昔使っていた和文タイプライターでは字送り4mmでしたので、4mmでも大きすぎる気はしません。JIS24ドットの文字もデフォルトは4ドット空きですので、そうなると3.93mmぐらいの字送りになります。

書院明朝(書院ゴシック)の場合、字間を5%ぐらいに設定すると、ちょうどいいかと思います。この画像のような感じですな。

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