せっかくなので、源ノ書体を使ってあげよう…というわけで、ウエイト(太さ)構成を見てみる。小塚書体だと6ウエイトですが、源ノ書体は7ウエイトあります。
ゴシックの Normal と、明朝の Semi Bold が増えているのですね。で、明朝は Regular と Bold がセットになっています。つまり、普段はこれらを使うといいですよ…ということでしょう。Regular で文章を書いて、強調したいところは強調にすると Bold になると。
日本語の感覚的には、Light は「細」、Bold は「太」、Heavy は「極太」です。写研では、Extra を「特」と表現していましたので、Extra Light を「特細」と呼びましょうか。で、「中」に相当するのが Regular であろうかと思います。これを基本的に使ってくださいと。
そうすると、Normal や Medium、Semi Bold をどういう感覚で捉えればいいか、どうすれば頭の中で理解しやすいか…なのですが、仮にこの表のように日本語を割り振ってみました。自分が感覚的にウエイトの順番を覚えて、理解して使いやすければいいわけです。横文字のままでは、私の頭が理解してくれません。
Extra Light なんかは細すぎるので、使用用途は例えばキャドの図面用とかになりましょうか。本文に、フォントの細明朝を使うか中明朝を使うかは使う人の好みですが、自分は選べるときは基本的に中明朝を使います。なので、源ノ書体でも明朝の Regular がメインで使うウエイト(太さ)になります。
自分が文書を作る際は、表を作る用事があれば、細いゴシックをメインに使うことが多いです。その際、Normal というウエイトがあるということで、これが使いやすいかも知れません。明朝の Semi Bold は、小見出しとかに効果的に使うといい感じでしょう。
【源ノ明朝、源ノ角ゴシック】縦組みでの縦中横、ルビ
エディカラー ◎ 完璧
一太郎 ○ 欧文をSource Suns Serifにすると、縦中横がズレない
リブレ △ 〃 、ルビが大きくズレてうまく振れない。縦中横は気合いで何とかなる(そもそもリブレではルビをまともに振ることができないような気がする。まともに振る方法があったら教えて欲しい)
パソ編 × 縦中横が大きくズレる
朝刊太郎 × 使い物にならず
リブレは、DF平成明朝と非常に相性が良い(JS平成明朝ではダメ)
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