2018年12月13日木曜日

1213;プリンタの詰め替えインクを混ぜ混ぜして遊ぶ。


画材;クーピーペンシル 万年筆

万年筆には、ミクサブルインクという混ぜて好みの色が作れるインクがあるのですが、そんなものを私が買ったところで使い切れません。色を混ぜて遊ぶのなら、まず絵具でやります。

でも、手元には使いようのない詰め替えインクがあるわけですよね。というわけで、まずこれで遊んでみようと。どうせ捨ててもいいものです。でも、詰め替えインクを万年筆風のペンに入れて、十分普通に使えちゃっているので、当然カラーのインクもそういう使い方ができるはず。というわけで。

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まず「どんな色を作りたいか? ですが、どうせなら特徴的かつ普通筆記具であまり見ないような色を目指したい。というわけで、阪急・能勢電の車体色である阪急マルーン色を目指してみましょう。紫と茶色の間ぐらいの色でしょう。一応ですが、マルーン色の万年筆インクは売られています。しかし、私がそれを買っても使い切れません。もったいないです。近似色なら、手元にあるサンスター・ツインアートのクリムゾンあたりで十分です。でも、このペンは廃盤っぽい感じが…。

阪急マルーン色の画像をフォトショかイラレかで色分解をすると、C32、M98、Y72、K17。すると、だいたい C2 : M7 : Y6 : K1 ぐらいになると思います。これでまず混ぜてみると。絶対色感を持つプロのレタッチの人は、色を見ただけで「これはCが何%、Mが何%…、そしてKが何%だ!」と言い当てられるらしいのですが、私にそんな芸当は無理です。

で、実際にこのように詰め替えインクを混ぜてみたところ、K を入れなくても真っ黒になりました。このインクで、水筆で色を伸ばしてみると、緑っぽい? 何というか、「黒に緑を一滴垂らしたような」リリアン女学園の制服っぽい色。ということは、茶色と紫の間ぐらいの色を目指していたにも関わらず緑っぽくなるということは、ひょっとして Y(イエロー)よりも M(マゼンタ)が、そして M よりも C(シアン)の方が色が強いのかも知れません。C が一番混ぜている量が少ないですから。C2 : M7 : Y6 ですから。

印刷所時代に、インクの色が強くなる順に YMCK だ…と教わったもので、もしかすると Y と M を等分で混ぜても綺麗な R(赤)が得られないのかも知れません。黒インクを作ってもしゃぁないしなぁ、すでにもう1本のペチット1に染料黒入れているしφ(。。; ちなみに、多分顔料インクを入れると詰まります。なので、顔料インクの扱いはまた別に考えましょう。

実は、こうなるだろうな、理論通りに行かないだろうなとは思っていました。でも、ここまで黒くなるということは、染料4色プリンタにこだわらなくても、染料3色でそこそこの黒を得ることができる…という、前向きな考えに捉えられるのかも。でも、やっぱり染料3色よりも4色の方が当然綺麗でしょうが。今、プリンタを選ぼうとすると染料3色機ばかりで、染料4色機が欲しいと思っても選択肢が無いのです。だから、4月に前のプリンタが壊れて処分してからプリンタを持っていないわけです。絶対染料の K(ブラック)いるよ、でないと望む色が出ないよ…と思っていましたが、3色でも妥協できる程度には写真とかも出力できる?(・・?

自分としては、染料4色機のエコタンク(特大容量インクタンク、ファーストタンク)が安く出たら飛びつきたいですが、現状ではエプソンの実売価格65,000円のものしかありません。これなら、コンビニ行って刷ります。

何はともあれ、インクの混合はこれから研究でしょうな。

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