2024年1月29日月曜日

大倉デジセットのゴシックと、Z's word JG ver.2 のゴシックはとても良く似ている。

 


という、ここを見ている人全員を置いてけぼりにする話題。

★大倉デジセット ⇒ 業務用のでっかい電算写植機です。昔は、それなりによく使われていたんじゃないかと思いますが、知らない人の方が多いことでしょう

★Z's word JG ⇒ 古のマイコン・PC-9801用のDTPソフトです。非常に自由度の高い文書を作ることができました。ver.2 はガッタガタな低品質の直線アウトラインの秀英明朝・ゴシックがJIS第2水準まで付属(X68000の Z's staff pro 68k ver.2 というお絵かきソフトにもほぼ同じフォントが付属。ただし第1水準までしか無い。写真で打たれている文字は68のコレ)。しかしこの当時のプリンタは解像度が高くなく、これでもそこそこ見栄えの良い文書を作れた。ver.3 は曲線アウトラインのフォントが付属したが、デザイン的にはオマケみたいな品質だった

まず、ここからですね。で、それぞれのゴシックを並べてみると、この通り似ています。あまりにも似ているので、こんなの分かるかいと思うぐらい。でも、よく見ると違います。あ、確かに違うわ。

大倉デジセットの場合、一緒に岩田の明朝・ゴシックや正楷書体、リョービシリウス(丸ゴシック)などが使われていたら見分けやすいですな。 こういったフォントも持っていましたから。

Z's ~ ver.2 の文字は、小説の「マリア様がみてる」の2巻目でしたっけ、の一番後ろに「あ」「い」「う」…と「ん」までゴシックで50音が印字されているものと見比べると「ああ、確かに秀英ゴシック(明朝)だ」ってなります。でも、自分としては秀英にこだわるぐらいなら、游明朝・游ゴシックでいいやって思っています。

せっかくなので、実際に使われた印字物を紹介しましょう。ゲームソフトの説明書です。某インターネットアーカイブとかで「PC-9801 manual」「MSX manual」などで検索すると見つかるかも。こういうのを見ると、懐かしさを感じると同時に当時の熱量を感じます。

☆Amaranth(アマランス ; PC-98 風雅システム)⇒ Z's word JG ver.2

☆ドラゴン・シティX指定(MSX2, 88, 98, 68 フェアリーテール)⇒ 大倉ゴシック

☆X・na(キサナ ; MSX2, 88, 98, 68 フェアリーテール)⇒ 大倉ゴシック

☆セーラー服戦士フェリス(PC-9801 カクテル・ソフト)⇒ 大倉ゴシック
 ※アクション&RPGじゃなくて、シューティング?? 説明書には「シューティングにRPG性を加えた」とか書かれているけど、パッケージにはシューティングのシの字も無い φ(・・;

☆Filsnown(フィルスノーン ; PC-98 リーフ)⇒ Z's word JG ver.3(斑鳩明朝)

☆フェアリーランドストーリー(X68000, SPS)⇒ 萌黄色の紙に岩田正楷書体(大倉デジセット) で組んである。なぜこんなセンスなのか、マニュアル制作者に聞いてみたい

ベーマガの後ろの方のページ(チャレンジ!ハイスコア、基板やPCの売買など)も Z's word JG ver.2 だと思います。ver.3 は、ガロという漫画雑誌で一時期使われていました。JTCウィンの明朝ゴシックを使った本を見たのは、これぐらいでしょうな。

また、気が向いたら追加しましょう。

ネットで検索しても情報が出てこない「大倉書体」。

 2014年10月に書いた記事ですが、更新できないので書き直しておきます。

 


大倉中明朝体

昔、印刷所にいた時に「デジセット」という大倉の印画紙出力機で打てた文字です。ドットフォントなので、あまり大きな文字を打つとガタガタが見えました。写研機(確かモリサワ機も。モリサワ機は直接の担当ではなかったので、私が使うことはほとんど無かったのですが)から出力する時は文字の大きさを級数で指定しましたが、デジセットではポイントで指定しました。

で、この「大倉明朝」なのですが、検索をかけても出てきません。しかし、当時頻繁に見ました。なぜか? となると、おそらく「この文字で打てたワープロが存在したから」だろうと。で、気合いを入れて調べたところ、確証は持てませんが、どうもこの文字を搭載していたのはキャノワードらしい? あるいは、シャープ書院のWD-350Fあたり? というところまでは突き止めました。間違っているかも知れませんが。平仮名を見ることが出来れば確定しやすいのですが(~~; というわけで、ヤ●オクでジャンク機を落として確認しようとも考えましたが、「部屋の中に、骨董品の文字打つ機械を何台揃えたら気ぃ済むねんアホ」状態になってしまうのでやめておきます。しかし、きっと近い将来はレーザープリンタやドットインパクトなんかも部屋にありそうで怖いです。でも、こいつらは電気を食いますよね。

このように、言われなければ気にもかけないデザイン・書体も数多くあります。そんなデザインたちが、日常生活にさり気なく彩りを添えていたりします。やっぱり、デザインって使われてナンボですよね。


これで組まれた本を見たのは、大昔の大きな版の「オールアバウトナムコ2(ナムコゲームのすべて2)」でした。一番後ろの「ゲームセンター一覧」のページがおそらくそうです。これぐらいかな? はっきりデジセット印刷と分かるのは。大きな文字のところでドットのガタガタが見えていますよね、この書体が大倉明朝と大倉ゴシックです。 すまぬ、大ウソ書いた、当時のアバナム2は多分 Z's word JG だな。ゴシックのフォントがよく似ているんだわ。

大倉中ゴシック体 

大倉書体には、この他にも太・特太というウエイトがあるのですが、これらは中のウエイトとデザインが大きく異なり、何というか「小塚テイスト」な字形です。こんな書体もあったんだ…ということで。

2024年1月25日木曜日

EBS-260なんて買えないので、

 


60万円もするハンディプリンタです。港湾関係や建築関係などによく使われる…とのことですが、個人で買うものでは無いですな。というわけで、その雰囲気だけでも堪能すべく、その機械での大きさ・解像度でレシートプリンタで印刷してみると、こんな感じ。

けっこう字が大きいので、ドット数を落とさないといけません。16ドットだと、A4縦で9~10文字しか入りません。というわけで、ドット文字&ドット絵を極める! という方向性で考えないといけません。

あえて制限のある環境を使うことで、新たな表現が生まれるかも知れません。

2024年1月19日金曜日

0119; ダイソーの500円青歯マウスが3年経たずに壊れた。

 


百均で売っているものは品質が値段相応ということで、こういったものは特に耐久性が低いということになるのでしょう。

ちゃんとしたものが欲しければ、電器店などでちゃんとしたものを買えということでしょう。快適に長く使えれば儲けもの…みたいな感じで試してみるのですが、百均は安物買いの銭失いの可能性も高いです。なぜ安いのか、でしょうな。

2024年1月18日木曜日

0118; 貧血。

 


貧血なんて言われたの、生まれて初めてであります。確かに、めまいがするし、体重いしで、おかしいなーとは思っていました。そりゃ、慢性体調不良でありますな。

あと、慢性胃炎とも。確かに、食欲も無いです。が、加齢とともにこうなるのかなーという認識ですし、小食は別に悪くはないわなー、エンゲル係数助かるし…みたいな感じでしたので、体が悪いと言われれば、その認識は改めないといけませんな。

胃に関しては、グエーとなって市民病院へ行って、人生初の点滴を受けたことがあり、その際に「最悪は胃癌を覚悟してください」まで言われましたが、その時からなんかずーっと胃に違和感はありました。

いつ死んでもいいけど、コロッと楽に死にたいなぁ。このクソみたいな世の中で長生きしたいとは思いませんし。

2024年1月17日水曜日

0117; ハマコンのマルチビタミン・フルーツ味。

 

食べるのは1日2枚までと書かれていますので、それを守っております。バニラとココアも1日1枚か2枚までと書かれていますので、私はキチンと守ります。

栄養補助食品という扱いでしたっけ、というわけで日々の健康のおともに…ということで、普通のおやつじゃないんだよと。

2024年1月16日火曜日

0116; 雪が降っていた。

 


積もらないのだけど、(ここらへんでは)すごい雪。1年で一番寒い時期である1月下旬に突入ですから、寒くて当たり前なのですが。
明日はもっと冷え込むということで、注意せねば。

2024年1月13日土曜日

サクラ・ポスターカラーEXをガラスペンに使って字を書いてみた。

 


普通に、綺麗に書けます。なので、自分で色を作って好きな色で書けますね。拍子抜けするぐらい、(セリアの)ガラスペンと相性が良いです。

で、書いた後で水を垂らしてみたところ、ご覧のように字が流れません。「作品に水がはねても跡が残りません」とわざわざ特長として書かれているので、「軽い耐水性はある」のでしょうが、これまた想像以上です。これで郵便物に住所を書いても大丈夫だな、って思うぐらい。書きませんが。

ポスターカラーも進化しているんだなぁ…って驚きます。

百均の回転日付印の年部分の数字がカンストした。

 


右の、ニコイチで修理している百均の日付印(日付部分は少なくとも2008年から使っているので、もう16年以上。年部分は違う百均で、すぐに回すところが固くなって壊れたので、年部分だけ移植した)、年部分が2024で終わりです。なので、来年は日付部分の2と5を組み合わせて延命…ということもできなくはないのでしょうが、そこまでしてまだ使うかー? と自分でも思っていますので、左の新しく導入した百均の日付印を使うことになるでしょう。

百均の日付印で、これだけ長く使うとは思ってもいませんでした。コ〇ヨの回転印よりも耐久性があるぞ? まぁ、シャチハタの回転印はおおよそ50~60年使ったであろう代物だったので、恐るべしなのですが。

2024年1月4日木曜日

0104; 百均の4色ボールペンは、軸がチャチくてすぐ壊れる。



しかも、3本100円(税別)から2本100円(税別)に減っているし。
ま、どっかで強引にコストダウンしないと、こういう値段で売れないわな…とは思いますが。

2024年1月1日月曜日

0102; 元旦から能登で特大地震。

 

もう、今日のうちに明日の日記も書いておくわ。コレしか書きようないもん。

0101; 今年は、ぷよぷよを研究したい。

 

日記の文字を、和文タイプライター→シャープ書院→富士通OASYSから、日活書体に。

日活は、大阪の扇町(天満)にありました。潰れる前にHPでフォントセットのCDが9,000円ぐらいで売られていたのですが、この文字で組まれているものをあまり見たことが無く、高校の社会の副読本と手元にある辞書ぐらいかなぁ…といったところでしたが、タイプライターやモリサワの写植機などで打てました。あまり使われなかった理由としては、(1)細すぎる。太明朝でも細い、(2)太いフォントが無いので、見出し用のフォントが欲しい といったあたりだろうと思っておりますが、要するに細いフォントだけあってどうすんねんと。というわけで、正直印刷してみて細いかな? と思っていましたが、読めなくはないですか(’’; でも、やっぱり細いと思ったら対策を立てるか、他のフォントにするかなと。

しばらくは、今まで持っていてもあまり使わなかった日活を、もっと気軽に使ってみましょうか…というわけで。他人があまり使わないフォントを、あえて使うのが好き! というスタンスで。フォントに関しては、どんなものを使っても文句を言う人がいますので、他人の意見は聞きません。自分の好きなように、気分の赴くままに。

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日記の作風を変えたいかなー…と頭の端っこにちょいと思っていますが、しばらくは今まで通り、こんな感じで。