個人的には「きまるスタイル」の体裁を一番見てみたいなーと。なんだかんだ言って、派手に機能強化を宣伝してはいますが、冷静に考えるとマイナーチェンジです。
自分はA6(葉書よりも横に5ミリ大きい)の紙をシステム手帳として使っていますが、8ポイント(約2.82ミリ)は小さいです。自分が許容する最小の文字の大きさは8.5ポイント(約3ミリ)です。レシートの文字の大きさです。文庫本だと、これよりも小さい活字のものはありますが、自分が印刷する分には、3ミリよりも小さな文字は極力使いません。A6よりも小さい、B7という紙もミニシステム手帳として使いますが、これとて印字は3ミリか3.25ミリ(約9ポイント)です。というか、レシートプリンタで印刷したものをそのままB7ミニシステム手帳に綴じたりします。
で、「きまるスタイル」の体裁が参考になれば、XPで使っている一太郎11とかで同じように作ってみようかなー…と見てみましたが、字間が5%に設定されていたりとかします。「ワシは字間をベタ(0%)で打ちたいんやー!」ってなりますな。そうすると、これをもとに自分なりに設定し直す必要があると。それならば、最初から自分で体裁を作りますか(~~; 自分は、文書を作る際に、字間を0以外に設定することは滅多にありません。印刷所時代は、写研で石井書体を1歯詰めとかしょっちゅう指定されていましたが、基本的にフォントというものは、字間ベタで一番キレイに文字が並ぶように設計されているため、これを尊重したいです。というか、字間をコロコロと変えまくると、文書に統一感が無くなってしまいますよね。
体裁なんて、字間ベタ、行間はその都度適当に設定…ですが、行間はいくら狭くても35%あたりは確保(レシートでのメモは、行間を35%~50%に設定しています)して、逆はいくら広くても100%は超えませんね。だいたい、50%~80%ぐらいの間で設定するでしょう。ちなみに、英文タイプを元にした、当時の和文ワープロの基本体裁だと、文字の大きさ10.5ポイント、行送りが18ポイント(行間7.5ポイント)という感じですね。すると、行間は71.4%となります。こんなもんでしょう。富士通オアシスや東芝ルポの基本体裁がこんな感じです。簡単に書きたいときは、基本体裁まんまで使いますので、見慣れた組み体裁ということになるでしょう。
あとは、どれぐらいの文章の分量で、どれぐらいのページ数に納めたいかで、文字数や行間が変わる…といった感じです。ペラもの(1ページのもの)ならば、行間を通常よりも広く取ることもあるかも知れませんが、それでも英文タイプで言うところの行送り24ポイント(行間129%)は超えません。超えるようなら、自分ならば文字を大きくするか、レイアウトを考え直します。
というふうに体裁を作っていけばいいわけですね。なので、「きまるスタイル」に関しては、体裁作成に慣れない人には、あるいは簡単に作りたい人には便利なのでしょう…といったところで、自分は積極的には使わないでしょうな。体裁は自分で作ります。
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一太郎、インスコ直後には罠があって、そのままでは一部の機能が隠れています。「きまるスタイル」もそうですが、表枠を作る機能なんかも表示されません。というわけで、まずは全ての機能を扱えるクラシックモード にする必要があります。
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