2018年2月12日月曜日

一太郎2018体験版・ファーストインプレッション。

まず、自分は印刷関係は今でもXPです。XPのインデザや富士通OASYSや一太郎を今でも使います。手持ちのプリンタや今売られているプリンタがXPに対応していますし、PDFなどにすればWin10からでも印刷できます。なので、XPで何ら問題がありません。いらないことをしないXPは、自分には快適です。で、Win10で簡単なものを直接印刷したい! となった時はリブレオフィス(ライターだけでなく、ドローも使います。ドローで文章印刷をパッパとやっつけちゃいます)や朝刊太郎などを使います。自分が印刷するものはほとんどがメモなので、メモ用にレシートプリンタを導入しています。そうなると、メモの印刷にはリブレライターや朝刊太郎で十分です。

自分は、冊子を作る用事がありませんでしたし、今もありません。今後あるかどうかと言われれば、ちょっと分かりません。昔なら、長文を読みたい時には印字していましたが、今では電子書籍リーダーに入れて読みます。なので、そんな自分からすれば、一太郎に関しては別に急いで買う必要はありません。なので、ゆっくりと試して、気に入って、使う! となったときに買えばいいのです。一太郎は「今すぐにはいらないが、いざという時に無くなったら困りそうなソフト」ぐらいの位置づけです。

そう、エディカラーやOASYSはもう過去のソフトになりました。なので、いつかは一太郎に戻る日が来るかも知れません。でも、今はワープロソフトを言うほど使わないんですよね。なので、使わないものを買ってももったいないしなぁ…という感じなのです。

というわけで、自分が気になっていることを試してみましょう。

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ATOKについては、自分はOASYSの打ち方であるチマチマ熟語変換なので、進化の恩恵を受けません。なので、パス。ATOK目当てに一太郎を買うような人間ではありません。

一太郎2018での目玉や機能強化したところとなると、

★見開き印刷で、裏表の行が揃うようになった

こんなもん、できて当たり前。むしろできていなかった今までがおかしかった。

★青空文庫形式のテキストからルビ(ふりがな)を振ってくれるようになった

自分にとって、意外と便利だなと思うのがこれです。というのも、普段はテキストエディタで文章を書くことがほとんどで、その際に青空文庫形式でルビを振ります。こうすることで、インデザインやエディカラー、朝刊太郎のタグに正規表現で置き換えれば、ソフトがルビを振ってくれます。これが標準の機能として搭載されれば、「正規表現でソフトのタグに変換する」という手間をかけずに、文書をルビ付きで取り込めるようになります。

「一太郎の、コピペのクリップボードの仕様を解析して、変換するようなプログラムを作る」「一太郎マクロを使って何とかすることを試みる」ということも考えましたが、普通にできるようになったら楽でしょう。

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なのですが、なのですが…

オプションから「自動的に青空文庫形式のルビ(ふりがな)を振ってくれる」よう選択、そしてテキストファイルを読み込んでみても一向にルビを振ってくれず。説明書をよーく読んでみると、親文字の前に半角の「|」が必要…(--; 普通、テキストエディタで青空文庫形式のルビを振る際に、わざわざそんなことはしません。一手間余計ですし、テキストとして読みにくいですから。

正直、コケましたわ。非常にガッカリという結果。

で、一太郎側でルビを振ったものを逆に青空文庫形式(ネット小説形式)に変換する際は大丈夫ですか。いちいち「|」は付きますが。モノルビで振ればモノルビに、グループルビで振ればグループルビになります。

青空文庫形式ふりがな付きのテキストの入力は論外、出力は一応使える…といったところかな? ホントは、一太郎でモノルビで振ったものを、テキスト出力時にグループルビにしてくれる機能もあるとベストでしょうが。

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http://nanacchig7.blogspot.jp/2018/03/2018.html
正規表現で置き換えることにより、青空文庫のテキストでルビ(ふりがな)を振る方法について書きました。これで、ちゃんと使えるソフトになったと思います。でも、こんなことをせずに、ただコピペだけで青空文庫のテキストからルビを振りたかったですけどね。 

★塗り足し部分の編集

凝った本を作らなければ関係の無いことですが、本を作る際に塗り足しの部分に画像や地紋などを乗せたい時に必要になります。一太郎で、1ページ目にトンボを乗せてオーバーレイ…ということも考えましたが、こうするとなぜか1ページ目に置いたトンボが2ページ目にワープするというワケの分からないことになってしまい、オーバーレイが上手くいきませんでした。

要するに、紙の大きさ+上下左右に3~5ミリの範囲までを編集したいわけです。今回から、それが普通にできるようになったと。DTPソフトなら、普通に紙の範囲の外に画像などを配置すればいいのですが、一太郎ではそれができませんでしたよね。

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この塗り足し機能、単純に「塗り足し分だけ大きな紙にする」だけ? つまり、この状態でトンボ出力すると、トンボも大きくなるという全く意味の無いもの?(~~?

あるいは、花子の透過機能でトンボを足すか、他のソフトでPDFからトンボを足すか(そんなことができるのか)…(。。; ちょっと、このあたりは要研究…かな? だとしたら、中途半端なような。要研究。


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