ワープロ専用機の欧文・英文ワープロ機能については、前にも書きましたね。で、今回はその搭載フォントについての話。
ワープロ専用機では、大昔から日本語だけでなく、英語も打てるようになっていました。古い東芝ルポでもそうですし、私が使っていた松下キングコングのMSXでもそうでしたし、カシオのワープロでもそうでした。で、これは富士通オアシスですね。
そもそも、大昔から日本語機能の行送りが12ポイント、18ポイント、24ポイントと英文タイプライターと同じでしたし。
で、自分が使ってきたルポ、キングコング、カシオワードの英文ワープロ機能では、全てクーリエが搭載されていました。これが英文っぽい書体ということでしょう。なので、クーリエは見慣れたものであります。
せっかくなので、富士通オアシスと東芝ルポの文字を比較するとこうです。
Rupoでは、パイカは「1インチ(72ポイント)に10文字」、エリートは「 〃 12文字」という意味合いですが、OASYSでは「パイカという名前のフォント」という意味合いですね。ちなみにエリートもあります。パイカと同じフォントデザインですが。
で、Rupoでエリートと呼ばれているものと同じようなものがOASYSにもあるのですが、コレの名前は「細ボールド」と意味の分からないものです。細ボールドということは「太ボールド」もあるのですが、そもそもボールドという単語が太いという意味ですよね、多分。というか、この書体名のボールドを「太い」と解釈するから訳が分からなくなるのですか。
OASYSにもRupoにも似たようなフォントがあるということは、これの正式なフォント名は何だろう?(・・? という疑問が。クーリエやパイカはPC用にもフォントがある、でもこれは? となるのです。Winに入っている「SimSun」とかいう中国語フォントの欧文がこれによく似てはいますが。と思ったけど、意外と「MS明朝」も似ているか。
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Windowsだと、それこそワードとかリブレオフィスなどのワード互換ソフトがそもそも「日本語も打てる英文ワープロ」ですからね。英文を打つなら、これがとても使いやすいです。
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