2020年2月9日日曜日

0209;8×8ドットで表現する世界。



さー、一通りバズって落ち着いたところで。もう、いつもの閑散としたブログに逆戻りです。

アタリ文字(アタリフォント)とか、こんなの手で書くもんではないなφ(、、; システム手帳なら、間違いなくPCで印刷したでしょうが。ちなみに、このブログのファビコン(小さなアイコン)もアタリ文字の7です。

「文字への興味」を持ったのは、ゲームの表示フォントの存在も大きかったでしょう。8×8なのにこの芸術的なデザイン、すげー! の連続でした。ホント、味わい深いのですよ。

大昔はメモリが極端に少なかったので、日本語の表示にも苦労していました。「ファミコンのドラゴンクエスト1では、表示できるカタカナの文字が足りなかった」なんてのは有名な話です。が、ファミコンの最終形では「舛添要一朝までファミコン」のように、難なく16ドットの漢字交じりの文章が表示できるまでに。そう、ファミコンでもメモリさえ潤沢ならば、ここまでできる…という見本です。でも、ゲームは大して面白くないので勧めませんが。

ドットフォントは、その制限ゆえにデザインに苦労したことでしょう。その昔、ナムコのドット絵師・ミスタードットマンさんは「8×8ドットで表現できないものはない」とおっしゃっていましたが、いやー、でもやっぱり限度ありまくりです。そんな制限の中、文字デザインも含めて、ゲームの世界観を表現していたわけですよね。

MSXだと簡単に文字フォントを変更できましたし、他の機種でも画面に好きなフォントを表示すること自体は容易でした。なので、マイコン(なんて呼ばれていた時代があったんですな)を持っていれば、自分で表示させられました。文字を替えるだけで、グッと画面の表情が良くなります。文字が工夫されたゲームを見ると、それだけで嬉しくなります。いい仕事してますねぇってなります。

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