2019年3月24日日曜日

0324;中途半端なこだわりの甲子園新スコアボード。


やることが微妙なんですよ、阪神は。そもそも前のスコアボードだって、イニングや打順の文字がゴシックから明朝になりましたからね。その時も「なんで前のようにゴシックにしなかったんだろう?」って思ったんですよ。

で、甲子園のスコアボードで表示している文字は、独自に作られているものです。ただ、JIS第1や第2の文字を全部作っているわけでは無く、その都度足りない文字を作り足しているのです。今回ならば、綟川君の「綟」の字が過去に出てきたことが無いので、新たに必要だと。札幌大谷の釜萢君の「萢」の字もそうですね。

しかし、今回新しくなったスコアボードを見てみると、「綟」の字だけ横線が細かったり、妙にこの文字だけ綺麗だったりと、違和感があったのです。あぁ、この文字だけフォントが違うんかいと。今までだったら、この字を新たに作っていましたよね。

新しいスコアボードでは、解像度が上がっています。なので、前の文字をそのまま使うと不細工と思います。なので、この際もう前の甲子園明朝を捨てちゃってもいいような気がします。今のスコアボード用に作り替えると大変でしょうし、解像度が高くなってくるとアウトラインで作ることも必要になるでしょう。

甲子園の明朝は足りない文字をその都度作る運用なので、文字ごとの統一が取れていないんですよ。それを味とみるか、不細工とみるかなのですが、私は微妙と思っていました。多分、その都度足りない文字を作っている人が違っているのでしょう。選手権やセンバツ、プロの時でない場合は、ゴシックで名前などが表示されます。それは、単純に「文字が無く、対応できないから」でしょう。つまり、運用しきれないのです。

甲子園のスコアボードには、そういった「こだわり」が中途半端で足りません。 プロ仕様のスコア表示はレイアウトも変わり、見づらくなったように思いますし。甲子園では、キヤノンのフォントを使っています。なので、明朝も平成明朝にすればいいと思います。どうせ平成ゴシックを表示にバンバン使っているんですし、今更でしょう。新しいスコアボードのイニングや打順を示す一二三…は平成明朝ですし。

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LED表示に切り替える際のこだわりといえば、阪急や神鉄の車両にある行先表示は、昔の幕の文字を可能な限り再現されています。阪急ならばナール、神鉄(阪急グループ)ならば前の独自の文字。なので、幕のものとLEDのものが、遠目では区別が付きません。

「統一感」が欲しいのですよ。そこにこだわって欲しいのですよ。

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