2018年5月13日日曜日
0513;インクジェットプリンタのない生活。
自分の場合、大昔からパソコンを使う理由は「きれいな印刷物を作りたいから」でした。なので、一番最初に買ったパソコンは松下のキングコングというプリンタのついたMSXでした。FS-4000という型番で、16ドットのJIS第一水準漢字が打てました。この当時はプリントヘッドが貧弱だったので、専用の薄い用紙にしか印刷できず、ハガキどころか普通紙すらアウトでした。それでもプログラムを作れば印字を自分で制御でき、画面を印刷したりもできるようになりました。そうなると、大きな文字を打ったりなんかも可能になりました。
それからX68000の24ドットプリンタ→カシオのワープロ専用機となって、Win95でインクジェットになりました。 カシオのワープロからWinへテキストを持っていったり、もって来られたりもできたため、とても便利でした。今で言うポメラのような使い方ができました。光らない液晶画面は、目が楽だったんですよ。なので、これでダーッと文章を打って…みたいなことをしていました。今なら電子書籍リーダーのコボグローで文字を打つということもできますが、テキストとしてPCへ持っていけないため、画像で持っていってOCRをかけるか、自分で打ち直すかみたいな感じになります。文字打ち機能を強化してくれればとても便利なのになぁ、もったいないよなぁと思ってしまいます。
インクジェットプリンタはページプリンタなので、とにかくネットの長文を読みたいなんて用事にバンバン使いました。紙で読むほうが、画面で読むよりも目が楽です。しかし、そういった用事は今では電子書籍リーダーの役目です。
今では、印刷する用事が減りました。昔なら何でも紙に印刷でしたが、今では電子情報のまま保存して閲覧して…という時代になりました。紙に印刷する必要がなくなっているわけです。
というわけで、11年半使ったインクジェットが壊れて処分した今、部屋にもうインクジェットプリンタがありません。もし印刷物が欲しければ、近くのコンビニで刷ればいいや…という考えになりました。だって印刷品質でも印刷コストでも、コンビニにかなわないんだもん。A3まで刷れますし。デメリットといえば、いちいち行かなければいけないことと、誰かが使っていたら待たなければいけないこととかでしょうか。逆にメリットは、メンテナンスから開放されること、部屋が広くなること、インクの値段に憂鬱にならなくていいことなど。
メンテナンスがいやだから、レシートプリンタが部屋にあるわけです。でも感熱紙で保存がきかないので、もっぱらメモ用ですな。しばらくは、インクジェットプリンタのない生活で、そのうちどうするか考えましょう。
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レシートプリンタの機械の耐久性としては、ヘッド寿命が150キロメートル(7000万行)、オートカッターが200万カットです。でも、多分そこまで使い切れずに壊れるでしょうな。どれだけもってくれるやら。 現在の積算使用状況で、紙送りが12.545キロメートル、オートカッターが65,039回です。前オーナーに比べて、カッターの使用回数が多すぎだな(^^; どんだけ細切れのメモを打ち出しているんだか。60メートル÷1,303回=カッター1回あたり46ミリとか。
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